初代社長・田代寅夫がもっぱら物を取り扱うよろず屋として創業したのが始まり。
その後、二代目社長・田代幸男が業務内容を衣類リサイクルに絞り、1988年有限会社田代商店を設立、現在に至る。
家庭から排出された衣類を用途に合わせて選別し、リサイクルウエス・中古衣料・反毛原料・熱回収原料などとして余すことなく利用することで、衣類の資源化リサイクルを行っている。 三代目社長・田代耕司が代表取締役に就任してからは、それまで商社を通して行っていた中古衣料の輸出を自社で直接行うなどして販路を拡大、リサイクルウエスの形状も見直し、持ち運びに便利な圧縮ウエス『T’sワイパー』を開発し好評を得ている。『良い商品は良い環境で作られる』との考えを元に働きやすい環境づくりにも努め、全工場への空調及び集塵設備の設置や、作業効率を高めるための機械化、動線の整備、また、作業の標準化にも取り組んでいる。女性の活躍も著しく、現在は管理職の6割以上が女性となっており、2024年10月には四代目社長として大西敦子が就任した。
環境教育にも積極的に取り組んでおり、工場見学の受け入れや県主催の環境学習会や環境関連イベントにも多数参加し、一般の人にも衣類リサイクルを広く知ってもらうための推進活動を行っている。
経営理念『つながるみんなが豊かになる社会』を目指し日々取り組んでいる。
生活に欠かせないものは多々あれども、全ての人が毎日必ず使うものはそんなに多くはありません。そんな中で、衣類は子供からお年寄りまで人種に係わらずほとんどの人が毎日必ず使うものと言えるのではないでしょうか。
生まれた時のおくるみから始まり、こども服に学校の制服やお出かけ着、下着やパジャマ、タオルなどのリネン類、普段着やおしゃれ着、スーツや着物、種類は多々あれども人は毎日何かの衣類を身に着けて生活をしています。何か特別なことがあった日はその日身に着けていた衣類も記憶に残り、その衣類を見るとその時の記憶が呼び起こされる、そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。ただ、そんな衣類も傷みが出たり、流行の移ろいやサイズアウトなどでいつか手放さざるを得ない日が来ます。
そんな時、あなたはそれをただのゴミにしますか?
衣類はリサイクルすることができます。あなたにとって不要であっても、他の誰かにとっては必要なものとなり、また新たな歴史を紡ぎまた新たな記憶となり活躍することができます。私たち田代商店は、あなたとその誰かを繋ぐお手伝いしています。
作ったものはいつかはなくなります。いつかは汚れて壊れて使えなくなります。でも、そのいつかをできるだけ先延ばしにすることができるなら、それはエコにつながるのではないでしょうか。
毎日使う衣類だからこそ最後までしっかり使い切れるように、そしてそれがまた新たな資源となるように、私たち田代商店は、衣類の循環型リサイクルを目指して日々取り組んでいます。
1968年(昭和43年) | 田代商店 創業 |
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1988年(昭和63年) | 有限会社 田代商店 設立 |
1998年(平成10年) | 本社及び本社工場移転 |
2002年(平成14年) | 選別ラインコンベア導入 |
2004年(平成16年) | 田代耕司氏代表取締役就任 |
2013年(平成25年) | 金属検出機導入 |
2016年(平成28年) | 集塵設備導入 |
2017年(平成29年) | 大規模改修工事・事務所移転 |
2018年(平成30年) | ウエス自動梱包機導入・圧縮ウエス販売開始 |
2024年(令和6年) | 大西敦子氏代表取締役就任 |
社名 | 有限会社田代商店 |
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住所 | 〒768-0051 香川県観音寺市木之郷町550番地1 |
電話 | 0875-27-8891 |
FAX | 0875-27-8918 |
設立 | 1988年12月 |
資本金 | 1,000万 |
社員数 | 98人(パート含む/2024年12月現在) |
業務内容 |
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役員 |
代表取締役会長 田代耕司 代表取締役社長 大西敦子 取締役常務 大塚隆 取締役営業部長 矢野慶太 ほか |