有限会社田代商店
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かがわ未来へつなぐ環境学習会1

「教えて!さぬきっこフューチャー」衣類はどこへいくの?《香川県》

服を集めて環境保護

サイズがあわなくなった着られなくなってしまった服や子供の頃に着ていた思い入れのある服、クローゼットのスペースのために処分せざるをえなくなることもあるかと思います。
服を処分するために燃えるゴミに出してしまうと当然他の燃えるゴミと共に焼却処分されてしまいます。 日本、アメリカ、EUの衣類の消費量及び回収量の過去データ(表1)からわかるように、衣類をリサイクルに出さずゴミとして排出する量が日本は圧倒的に多く、アメリカの2倍、EUの約4倍が焼却処分されていることになります
化学繊維の衣類をゴミとして焼却処分していしまうとその約2倍の重さの二酸化炭素が発生します。日本の場合、衣類生産量の約64%が化学繊維と言われています。
回収されていない113万トンが焼却処分された場合そのうち化学繊維の衣類64%にあたる72万トンから排出される二酸化炭素の量は約144万トンとなり、これは東京ドーム約600個分にもなります。


(図1)
日本 アメリカ EU
一人あたりの消費量(kg) 11.2 4.1 2.7
人口(億人) 1.3 3 5.3
総消費量(万トン) 145 123 143
回収量(万トン) 32 67 115
回収率(%) 22 55 80
回収されていない衣類(万トン) 113 60 28

日本は二酸化炭素の排出量も世界で4番目に多い国です。
そんな日本で回収されていない衣類を回収しリサイクルすることによって約144万トンの二酸化炭素の排出を削減できるということです。
あなたの思い入れのある服を使いたい人は世界中にいます。ゴミに出さずにリサイクル・リユースしましょう。その意識をもつだけで地球環境保護の手助けになるのです。

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リサイクル出張教室

田代商店では衣類のリサイクルをもっとよく知ってもらうために学校や自治体で、資料やパネルを使って行う出張教室をしています。

SDGSの取り組み

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私たちは市民の皆様の「もったいない」という思いを汲み、限りある資源をいかに活用するか、社員全員が日々アイデアを出し合って業務に取り組んでいます。

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    資格取得率の向上によって、全社員の労働意欲や生活の向上を目指します

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    衣類リサイクルの先駆けとして、工場見学の受け入れを行っています

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    環境への取り組み

    省資源の取り組みとして、ペーパーレス化を促進しています